妊娠継続率計算ツール



使い方

この妊娠継続率 ツールを使って、移植日と判定日のβ-hCG値を入力することで簡単に妊娠継続率を計算できます。まず、40歳未満または40歳以上の年齢を選択し、次に移植した受精卵の種類を選んでください。その後、移植日と判定日を入力し、判定日におけるβ-hCG値を入力すると、妊娠継続率計算が表示されます。
妊娠継続率計算は、通院や医師の判断に基づいた参考値ですので、正確な診断には医師の助言を受けてください。

注意事項

このツールで提供される妊娠継続率はあくまで目安であり、正確な診断や治療には必ず専門医の診断を仰いでください。
使用する際には、移植日や判定日などのデータが正確であることを確認してください。また、この妊娠継続率 ツールはβ-hCGの数値に基づいていますが、個々の妊娠状況や体調によって結果が異なる場合があります。

β-hCGの伸び率

β-hCGの一日あたりの伸び率は1.5~1.8倍程度とされています。通院の間隔が5日間(次の通院が5日後)の場合、β-hCGは約8~19倍、7日後には約17~61倍になる可能性があります。判定日の段階では、妊娠が継続できるかどうかを予測するための指標となるHCGの値が非常に重要です。

妊娠継続率計算の結果は、HCGの伸び率や胎嚢の大きさ、成長速度などによっても左右されます。胎嚢が標準よりも小さい場合でも、成長率が正常であれば妊娠が継続する可能性は高いです。

妊娠初期の3つの壁

妊娠初期は非常にデリケートな時期であり、流産のリスクもあります。妊娠16週以降を「安定期」と呼びますが、それまでの時期には胎盤がまだ未完成であり、いくつかの重要な段階を乗り越える必要があります。

  • 妊娠5週: 胎嚢が確認され、子宮外妊娠のリスクが排除されます。
  • 妊娠6週後半~7週: 心拍が確認されると流産のリスクが大幅に減少し、妊娠継続の可能性が高まります。
  • 妊娠12週: 心拍が確認された後も、12週目まで無事に進むことで、妊娠初期の流産リスクがほぼなくなります。